サッカー選手や指導者のために効果的トレーニング法、海外のトップチームのトレーニング計画、サッカー選手のフィジカルトレーニング紹介します。
トレーニング紹介
世界の有名クラブで実際に行われているトレーニングを無料で紹介します。個人技術、戦術、サッカー脳を鍛えるトレーニングなど、PDFファイルをダウンロードしてどんどん活用してください。
REDBULL SALZBURG 攻撃の優先順位 中央から突破、ダイレクトプライ
オーガナイズ
ペナルティー幅でフルピッチ。選手は2GK、16FP。ピッチを図のように分割します。ゾーン1とゾーン3には2人のCBを固定します。それに対して自チームまたは相手チームのシステムに合わせて2人のFWを配置します(このトレーニングでのシステムは 4-3-3(青チーム) vs 4-4-2 (白チーム)です)。 ゾーン2では4対4 でプレイします。二人のFWは中央に入ることでサイドバックのスペースを作る意図もあるので、今回のトレーニングではサイドバックを使いませんが、選手にはこのことを意識させてください。
すべての配球は各GKから、スローイン、コーナーキックはなし、オフサイドはあり。
選手のレベルや人数の関係、システム、あるいはコーチの狙いによって中央エリアで4対4+フリーマンを使うこともできます。
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考えるトレーニング
いつもの4vs2から選手が得るものは何か?
どのチームもトレーニングとして4vs2をいつもやっていると思います。グアルディオラはどんなトレーニングの前にも、必ず6vs2や3色の2box 8vs4をやっています。ただしこれはただのウォーミングアップです。もちろん選手の技術やポゼッション能力を向上させるために、育成年代では必要なものですが、普通に行う4vs2のポゼッションは実際にゲームの中で発生する局面ではありません。10vs10のフィールドプレイヤーのフルピッチで4人の間に2人を挟んでボール回しすることなんてめったにありません。一瞬あったとしても、いつまでもその局面でボールを保持することなんてありえません。結局トレーニングの中で4vs2を行って、選手たちは一生懸命、楽しくそして結構うまく4vs2ができていますが、実際にはゲームの中でポゼッションが思うようにできるかといったら、そこそこのレベルの選手たちが集まっているチームであってもなかなかうまくできないでしょう。普通の4vs2では、トレーニングのためのトレーニングになってしまうのです。
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ポゼッション 7対7 +2J サイドチェンジ
判断を伴うサイドチェンジをしましょう、 ポゼッション>サイドチェンジ、サイドで数的優位の状態を作る!
“中央でのポセッションからサイドを有効に使う”
中央のゾーンで2対2+フリーマンでポゼッションを行う、中央のゾーンの選手は外のゾーンに出入りできない。外の選手は(5対5)外のゾーンの間でだけ自由に動けるが外同士のパス交換はできない。
目的は、中央のゾーン経由でサイドを変えて、サイドで数的優位の状態をタイミングよく作り、コーンの間にドリブルで外から入ると一点。点が取れたらまたボールを中央へ送ってポゼッションを続ける。サイドからサイドへ中央経由でボールを送って連続で点を取る。ディフェンスがボールを奪ったら同じように得点を狙います。
オーガナイズ的には外のゾーンで1対1、1OF対0、2OF対1DFまたは1OF対2DFが作れるようになっている。 攻守においてもタイミングよく数的優位を作ることは大事である。ここでのように中央のゾーンとリンクを作りながら行うということが実際のゲームにおいては大事です。